バリアフリーのポイント
家族全員が安心で快適な暮らしを送るために、住まいのバリアフリー化は欠かせないものです。 ここでは、バリアフリーにするタイミングや、重視するべきポイントなどをご紹介しています。
バリアフリーにするタイミング
バリアフリーは若いうちから意識すべき!
バリアフリーは、障害者や身体機能が低下した高齢者が、安全に日常生活を送ることのできる設計のことです。
「うちには高齢者がいないし、今はみんな元気だから」などとお考えの方々もいらっしゃるでしょう。しかし若く健康な
人でも、一時的なケガや病気の時には、玄関・トイレ・浴室の段差などに不便を感じることがあるはず。そんな不便
を解消するためにバリアフリーは有効です。
住まいをバリアフリー化すれば、幼児から高齢者まで家族全員が快適・安心に暮らすことができます。バリアフリー
は床、階段、廊下、部屋の配置など、住宅の基本的な部分が多いため、リフォームも比較的大がかりな工事になるこ
とがあります。
|浴室のバリアフリー|トイレのバリアフリー|室内のバリアフリー|廊下・階段のバリアフリー|
バリアフリーのポイント
一言でバリアフリーといっても、いざとなるとどうするべきか迷うものです。ここでは、住まいのバリアフリーを行うときに抑えるべきポイントをご紹介します。
浴室のバリアフリーのポイント
ご存じですか?家庭内事故死の約50%は浴室で起こっています!
浴室は濡れた床で足が滑りやすいうえ、無防備な裸であり、転倒の原因となる物が多い危険な場所です。
1人で入浴する人が多いので、転倒してから発見まで時間がかかる恐れも。特に安全性に配慮する必要があります。
- 冬場も暖かく、カラリと快適な浴室暖房乾燥機を設置。温暖差をなくすことで身体への負担を少なくできます。
- 浴槽はまたぎやすい高さにしましょう。(30〜45cm)
- 脱衣室と浴室の段差は極力なくし、つまずきを防ぎましょう。
- 転倒事故防止に、滑りにくい床材を使用しましょう。
トイレのバリアフリーのポイント
家族全員が1日に何度となく使用する場所ですから、使いやすく清潔、快適なスペースにしたいものです。
高齢者の寝室内、もしくは隣接した場所にトイレがあることが理想ですが、無理な場合はできるだけ寝室近くに配置を。
その場合は経路をバリアフリー仕様とすることも重要なポイントです。
- 立ち座りを補助する手すりを設置しましょう。
- 冬場のトイレを暖かく快適にする薄型の安全な暖房器具を。
- 温熱・温水シャワー便座があれば快適です。
- 滑りにくく、掃除のしやすい床材を選びましょう。
- 段差の解消は必須です。
- 排泄時の姿勢をサポートする背もたれ、ひじ掛けの取り付けを。
- ドアから引き戸・折り戸へ取り替えると、移動がスムーズになります。
- 万が一に備えて、緊急コールボタンがあれば安心です。
室内のバリアフリーのポイント
安全性を考慮し、段差の解消、滑りにくい床材、手すりを採用しましょう。
日常生活を安全かつ使い勝手をよくする設備や機器への配慮も必要です。操作するときに力を必要とせず、誰の目にもわかりやすく、簡単であることが重要。無理な姿勢をとらずに操作できる位置に設置してください。
- 段差の解消は必須です。
- わかりやすく、押しやすい電気照明のスイッチを利用しましょう。
- かがまなくても抜き差しできるよう、コンセント位置の調節を。
- 車椅子の走行に適した床材を選びましょう。
- 床暖房を利用し、足元を冷やさないようにする工夫を。
- 万が一に備えて、緊急コールボタンがあれば安心です。
廊下・階段のバリアフリーのポイント
勾配を緩やかにしたり、段差は極力小さくするように意識しましょう。
昇り降りの負担を少なくする補助手すりを取り付け、段差の踏み外しを防ぎます。
廊下は車椅子が通れる幅を確保してください。幅85cm、出入り口で80cmを確保できれば、将来的に車椅子を利用できます。
- 廊下と部屋の段差を解消しましょう。
- 移動を助ける手すりを設置しましょう。
- わかりやすく、押しやすい照明スイッチを取り入れます。
- 滑りにくく、転んでも安全度の高い床材を。
- 段差がしっかりと見える足元灯があれば安心です。
|浴室のバリアフリー|トイレのバリアフリー|室内のバリアフリー|廊下・階段のバリアフリー|




